中学時代は卓球部に所属。
車いすになってから再びラケットを握りました。

さらに、バドミントンをすることもあるそうです。
加藤雄大医師:
「スポーツ用の車いすに乗っていろんな競技をすることもできます」
(記者:スポーツマンなんですね)
「(笑顔で)しっかりのめり込むものはのめり込むので…」
リハビリテーションの、より専門的な資格を目指す加藤医師。
2025年の試験に向けて、主治医でもあった清野所長などとの勉強会を重ねています。
リハビリに取り組む患者たちは、それぞれ、以前のような日常生活が送れなくなる悲しみや苦しみを抱えています。
同僚の看護師:
「僕らは患者さんに『痛い 足が動かないという気持ちが分からないじゃないか』と言われたら、それは分からない。加藤医師は唯一、それをわかってあげられる医療スタッフ」
加藤さんは自身の経験を生かし、多くのスタッフと力を合わせて「その人らしい生活」を取り戻す手助けができればと考えています。

加藤雄大医師:
「勉強して知っていることと、実際なってみて抱く思いは全く違いますので、障がいを分かち合いながら患者さんに寄り添って、その患者さんの救いになれるような医師になりたいと思います」