28日は広い範囲で大雨に警戒
広瀬気象予報士:
28日の雨の予想です。
27日夜~28日の日中にかけて鹿児島や宮崎県の辺り、奄美地方も含めて九州南部で非常に激しい雨が降り続き、短時間のうちに土砂災害などの危険度が一気に高まるようなおそれがあります。
四国や紀伊半島、静岡の辺りでも滝のように雨が降りそうです。
関東も28日の夜をピークに激しい雨が降り、大雨となるおそれがありますので、最新情報を注視して過ごしてもらいたいです。

良原キャスター:
振り返ると、1年前にも台風と線状降水帯の発生、そして被害もありました。
2023年6月は台風2号があり、静岡、高知、和歌山、奈良、三重、愛知で線状降水帯が発生しました。和歌山県では複数の河川が氾濫し、住家被害は1418棟でした。(和歌山県発表 2023年11月時点)
また、都内でも道路が冠水するなど、多数の被害が発生していました。

井上キャスター:
線状降水帯の予測が発表されても、線状降水帯が発生しないこともある。でも、それに匹敵する大雨だということを頭に入れていただきたいです。