伝説の漁師、その流儀は…

(藤本)
「この時点でまだ身は全然生きてるんで。これから脳から(身に)死んだよという指令が出るので、指令が出るところを潰して」
魚の脳機能を停止させたところで、藤本の真骨頂「神経締め」。細長いワイヤーを使い独自の技術で魚の神経を破壊。
(藤本)
「神経を抜くっていうのは誰でも出来るけど、獲れてからストレスを抜いて締めるまでのコントロールが、僕は漁師やけんやりやすい」
藤本が伝説と崇められる理由は「神経締め」だけではない。
それは、締めた魚を市場に卸すのではなく、自らが足を運びその味に納得した料理店に直卸しする流儀にある。
調理方法や味・提供する価格を調べ、そのお店が最高の状態で提供できる魚が用意できた場合にのみ、魚を卸すのだ。
(藤本)「ミシュランのお店だけで、多分50店舗くらい取引先がある」
(シモリュウ前田)「えー!!最低でも星50個!?」
(ミキ亜生)「アメリカ合衆国ぐらいあるやん」
最終的に、伝説の漁師・藤本の締めた最高の魚を、ミシュランシェフの手で最高の料理に仕上げてもらう。
その美味しさに、シモリュウとミキの2組は感動を隠さずにはいられなかったようだ。
(中四国TBS系列局『仰天認定 TEPPEN食堂〜さかな篇〜』6月1日(土)午後2時放送より。6月2日正午〜TVerにて見逃し配信あり)