だんドーンは幕末の鹿児島が舞台 鹿児島には聖地がいっぱい

つづいて2人が訪れたのは、島津家別邸・仙厳園。

仙巌園は、鹿児島市吉野町にある観光名所。桜島を築山、錦江湾を池に見立てた雄大な大名庭園です。17世紀に築かれ、別邸として島津家歴代の殿様に愛されてきました。だんドーンに登場する島津斉彬もここで過ごしました。

篤姫や勝海舟、維新後はロシアのニコライ2世も訪れました。斉彬が力を入れた工業施設の跡などがあり、一帯は「明治日本の産業革命遺産群」として世界文化遺産にも登録されています。

その由緒正しき仙巌園で開催されたのが「警察と漫画」展ー近代警察制度150周年と『だんドーン』&『ハコヅメ』の世界(2024年5月11日~6月9日)

泰三子さんが連載中の日本警察の祖・川路を描いた「だんドーン」と、前作で現代の警察官を描いた「ハコヅメ」。両作品の複製原画と、警察関連の資料が展示されました。

斉彬も過ごした別邸 仙巌園で聖地巡礼

漫画に深いゆかりのあるスポットを「だんドーン」ファンの仙巌園スタッフ、馬庭伶奈さんに案内してもらいました。