富山大学の准教授が、不倫相手への恐喝や巨額の利益を生み出した違法風俗店の運営に関与したとして問われている事件。金銭困窮から「奴隷契約」ともいえる形で女性を支配し、教育者にあるまじき犯行に及んだ衝撃の公判内容と、その歪んだ実態が明らかになった。

2025年12月19日、富山地裁。法廷に現れたのは、富山大学の准教授として教鞭を執っていた滝谷弘被告(50)である。

起訴状によりますと、滝谷被告は、風俗営業が禁止されている富山市内のマンションで、「メンズエステ」と称した性風俗店の経営に関わり、女性従業員に性的サービスをさせたとされています。

法廷で起訴内容を問われた滝谷被告は、か細い声で「その通りです」と認めた。

知的な肩書きを持つ男が問われているのは、風営法違反、恐喝、そして売春防止法違反という、教育者にあるまじき卑劣な罪の数々だった。