【長岡市 磯田達伸市長】
「今までになかったような水不足の広がりが想定される。市としては、昨年以上の渇水被害を想定しながら、早めに手を打っていきたい」

予算規模は1200万円で、コメや園芸作物のほかニシキゴイの生産者に対し、渇水対策のためにポンプなどを配備した場合に、かかった経費の半分を補助(上限は10万円)するとしています。

長岡市では猛暑に見舞われた2023年の8~9月にかけても同様の支援策を打ち出しましたが、今年は2か月以上前倒しした5月からの支援になります。

長岡市によりますと、水不足によって代かきができない、あるいは遅れている田んぼは、市内で現在25か所が確認されていて、面積は40haに上るということです。

【農業法人杜々 金内一幸代表取締役】
「どうやっていいか分からないというか、どうしようもないというか。こればっかりはもう水がないことには始まらないので、本当に神頼み…。雨乞いしたいくらい、本当に」

去年も記録的な暑さにあえいだ生産者にとって、今年にかける思いは切実です。