さらに青木被告の弁護士によりますと、逮捕後、留置されている施設でも職員から「ぼっち」と言われていると話していたということです。
孤独や孤立に陥る人はどのような支援や対策が必要なのでしょうか。
内閣府は人々が支援を求めやすく、声をかけやすい社会を目指し、5月を「孤独・孤立対策強化月間」に定め、今年から対策を強化しました。
内閣府孤独・孤立対策推進室 松木秀彰(まつぎ・ひであき)参事官:
「五月病という言葉もございますけれども、例えば就職をしたとか、異動があった転勤をした転職をしたとかいったような環境の変化を得た人が憂鬱さを感じやすい時期である」
孤独・孤立化はコロナ禍の長期化により一層顕在化。
2020年の自殺者は、11年ぶりに増加したというデータもあります。
また、5月から6月にかけては、孤独に陥った人による凶悪事件が発生しやすい時期という見方もあります。
内閣府孤独・孤立対策推進室 松木秀彰参事官:
「相談する人がいないという状態に置かれてしまいますので、抱えているその悩みとか困りごとが複雑化したり深刻化していくっていうところが、孤独孤立の問題」
内閣府では対策として、AIを活用したチャットボットによる相談窓口を設置。
住んでいる場所や悩んでいる内容などを入力、選択することで、簡単に相談先を見つけることができます。
また、5月31日まで、インターネット上の仮想空間、「ぷらっとば~す」を開設。
アバターを操作して気軽に人とつながったり、連絡、相談することができます。
内閣府孤独・孤立対策推進室 松木秀彰参事官:
「悩みとか困りごとを抱えた人が、実際に支援に繋がってくれることっていうのが、これは実はそのシンプルですけど一番重要なことであります」
「緩く繋がった社会というんでしょうかそういったものをぜひ作っていきたいというふうに思っております」
国が2023年に行った調査ではおよそ4割の人が孤独を感じるという結果も出ていて、今年4月には「孤独・孤立対策推進法」が施行されました。
時代の変化で人との人とのつながりが稀薄となる中、孤独を感じる人を支えていく対策がより重要となっています。
注目の記事
【3月9日】レミオロメンのカバーで1000万回再生 当時高校生だった3人が15年後の「3月9日」に再会した理由「この日しかないと思って【前編】

「おとうは、かっこいいけど…」 津波で父は行方不明 15歳の野球少年は30歳に 娘ができて初めて気づいた“父の偉大さ”

【講演全文・前編】3・11当時の気仙沼警察署長が「決断と後悔」語る【東日本大震災15年】

「この子と飛び降りようと…」2歳で失った左手 それでも息子は前を向き パラ陸上で世界を狙う白砂匠庸選手 見守り続けた両親と笑い合えるいま

「検診の痛みは、治療の100分の1」私が子宮頸がんで失った、腎臓と、自由と、子どもとの時間 放送作家・たむらようこさん

南極の氷が「最大42キロ」後退 失われた面積は「東京、神奈川、千葉、埼玉に匹敵」30年間の衛星データで判明 将来の海面上昇に警鐘

「遺体の確認に来てください」成人式からわずか4日後…軽井沢町のスキーツアーバス事故から10年 遺族が語る「命の大切さ」【前編】

「誰が悪いと思いますか」ネット上での誹謗中傷 遺族が訴え 軽井沢町のスキーツアーバス事故から10年【後編】「大きな体が小さなひつぎの中に…」

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由





