パリ五輪を見据えたネーションズリーグ

土井アナ:ブラン監督の策がどう出るか。

山村さん:そうですね、楽しいですね。

土井アナ:まんべんなく活躍して日本に帰ってくると、その出た選手たちにもすごく大きな財産を持って帰ってこられますよね。

山村さん:選手にとっては成功経験というのが大きな自信、財産になるので、宮浦(健人)くんもインタビューって言ってましたけど、「この経験を」っていうふうに言ってたんでこれがきっとオリンピックにとって重要な経験に繋がってくると思うのでイタリア戦も、自分たちでできることを、一生懸命考えて実戦していくことが大事になってくると思う。

土井アナ:髙橋藍選手は「足りないのは経験だ」と言ってました。去年のネーションズリーグで3位決定戦メダルマッチまでは行った、ただあの時に今度は次に、このネーションズリーグで決勝を戦うこと、それがオリンピックでの金メダルが見える。パリオリンピックのメンバー選考とか、前哨戦とか、それよりも上にここで決勝に残ること、それがオリンピックの金なんだっていう思いは髙橋選手が代表して言ってましたね。

山村さん:具体的に自分たちがオリンピックでメダルを取るために必要なことを考えて、今回の大会、VNL(ネーションズリーグ)をそういう位置づけが出来てるってのは、すごいですし、僕らも見習わなきゃいけないなと思わせてくれる言葉ですねそれは。

土井アナ:と、なればやっぱりイタリア戦も勝って終わりたいじゃないですか。

山村さん:まずは勝ちに行く前提にメンバーがどう託されるのか、っていうのも見どころですね。

土井アナ:これで日本は手強いな、と世界に示したゲームであることは間違いないですよ。

山村さん:証明してますね。もう20歳の甲斐くんからベテラン36歳の深津くんまで、もう本当に幅広い世代が、みんなが活躍してくれてるんで、もう今後も楽しみでしかない。

土井アナ:さあ、山村さん。今後、日本のここを見てくれっていうのがあれば、最後にお願いします。

山村さん:そうですね。今後も日本が強いブロックとディフェンスの関係性が良いっていうのはもう皆さんわかってると思うので、普段コートに立ってない選手が出てきたときにどんな仕事、活躍をしてくれるかっていうところにも注目してもらうと、今後の選手選考のあり方とかも面白くなってくると思うので、その好きな選手だけではなくて、そのちょっとした違いを探す楽しみもあるかなと思いましたね。

土井アナ:なんといってもオリンピックは12人ですからね。ここからさらに絞られるということでそこも含めて、どんな選手がどんな活躍をするのか、推しの選手以外もぜひということで、山村さんどうもありがとうございました。

山村さん:ありがとうございました。

【ネーションズリーグ予選ラウンド】※日程は日本時間

■第1週 リオデジャネイロ(ブラジル)
5月22日(水)日本 3⁻1 アルゼンチン
5月24日(金)日本 3‐0 セルビア
5月25日(土)日本 3‐2 キューバ
5月26日(日)2時00分 vsイタリア

■第2週  福岡県北九州市
6月4日(火)19時20分 vsイラン
6月5日(水)19時20分 vsドイツ
6月7日(金)19時20分 vsポーランド
6月8日(土)19時20分 vsスロベニア

■第3週  マニラ(フィリピン)
6月18日(火)20時00分 vsカナダ
6月21日(金)20時00分 vsオランダ
6月22日(土)20時00分 vsフランス
6月23日(日)20時00分 vsアメリカ