自然保護団体の日本熊森協会が森林を取得するのは全国で8か所目で、新潟県内では初めてだということです。
阿賀町の森林では、クマの生息環境を整備してカキやクリを植えるなどを検討し、人とクマとのすみ分けを図るとしています。

【日本熊森協会 室谷悠子会長】
「新潟ってすごく山が豊かではあるんですけど、温暖化とか熱波とかの影響は受けていて、山にクマを養うだけの力が少なくなっている。里に下りてきているクマを下りてこないように、境界をきっちり作ったりだとか、ちゃんとした生息地を保障していく」
日本熊森協会では、カメラを設置するなどして、野生動物の動きを確認しながら、保全活動を始めていくとしています。