少年院生活をきっかけに医師を目指す決心「幼稚園の時の夢を思い出した」

非行に走っていた水野さんがなぜ医師を目指したのか。転機は、1年間の少年院生活で自分を見つめ直したことでした。
(水野宅郎さん)「自分の生い立ちを思い出したときに、自分が『医者になりたい』という夢を幼稚園の時に持っていたことを思い出したので。父への憧れというのがあったのかなという感じ。お父さんお医者さん、自慢のお父さんみたいな感じで、どっかにはあったのかなと。ずっと口を聞いていなかったけどね」
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今は亡き、開業医だった父・滋さんへの憧れが強くあることに気付き、医師を目指すと決心したのです。
(水野宅郎さん)「少年院を出た後『医者になりたい、学校に行きたい』と父に言ったら、元々高校にほとんど行っていなかったので、『高校3年間行かせるつもりやったから。その分の学費を置いているし、3年間だけ好きにしたらいい』と(父に言われた)」














