災害時、全ての避難所がペットを受け入れているとは限りません。
ペットと一緒に避難できるところを事前に確認しておく必要がありますが、「いまは例えば行政のホームページで、ペットと一緒に逃げられる一覧表が記載されています」と、ペットに詳しい防災士・伊丹佳鶴子さんは紹介してくれました。

また、もしもの時に役立つのが、ペットに装着する“マイクロチップ”です。
このマイクロチップを専用リーダーで読み取ると、飼い主の連絡先などのペット情報が分かるようになっているので、仮に災害で離れ離れになってしまっても、手元に帰ってくる確率が上がります。

【新潟市獣医師会 災害対策委員会 永松航太委員長】
「ペットショップで売られているワンちゃんや猫ちゃんには、(2022年からマイクロチップの)装着が義務化されていて、保護犬や譲渡猫にはこれから入れましょうという努力義務になっています。(一般のペットでもマイクロチップが)入っていない子には是非入れてあげたほうがいい」