元日に最大震度7を観測した石川県能登地方を震源とする大地震の余震が、能登半島の沿岸では深さおよそ10キロまで、沖合では深さおよそ16キロまでと、比較的浅いところで発生していることが新たにわかりました。
地震の研究者や研究機関などで構成される地震予知連絡会の定例会合がきょう開かれ、石川県能登地方で元日に発生したマグニチュード7.6の大地震の余震活動について、海底地震計を用いた緊急観測の内容が東京大学地震研究所などの研究チームから報告されました。
元日に起きた大地震の震源の深さはおよそ15キロでしたが、東大地震研の観測では、余震は能登半島の沿岸では深さおよそ10キロまで、沖合では深さおよそ16キロまでと、比較的浅いところで発生していることが新たにわかりました。
東京大学地震研究所 篠原雅尚 教授
「余震がどの深さで起こっているかは重要な情報の一つ。(余震の)正確な震源がわかった。深さがわかったのは新しい情報だと思う」
東大地震研の篠原雅尚教授はこう述べたうえで、震源付近の地下構造は、上側の「上部地殻」と下側の「下部地殻」とに分かれていて、観測結果からは、地震によって「上部地殻」の内部が破壊されたことが推測されるということです。
篠原教授はまた、海底地震計による緊急観測のもう一つの成果として、今回の観測で決定した震源は、この地震が発生する以前に地震を起こす可能性があると想定されていた「震源断層モデル」とも「非常に良く一致する」と指摘しました。
注目の記事
【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム

民間人を地面に叩きつけ手錠をかけた米軍憲兵 規制対象の米軍人と勘違いか 「身分証示さない日本人も拘束できる」と誤った認識も 動画がSNSで拡散

「これが人間の顔なんだろうか」事故で亡くなったバリスタの男性(当時29)母親が語る二次被害「交通遺族は賠償金が入るからいいですよね」【前編】

【判決の深層】「儀式」と称した11歳少女への性交事件 実母、友人、その子どもたち…34歳の男を頂点とする異様な"コミュニティ"の全貌と支配

「素朴にロバがいる生活っていいな…」ロバと元新聞記者がめぐる全国旅①北海道の海洋深層水を釜で煮立てて塩作り 熊出没で相棒のクサツネに迫る危機も









