お助け隊の力も借りて動き出す神輿 「ここに立たないと見えない景色がある」

「わっしょい、わっしょい」
男たちのかけ声とともに動き出した神輿は、およそ70人の担ぎ手によってお旅所からまず彦山川へ。

川に入って水に濡れると重さは2トン近くになりますが、お助け隊のメンバーも初めての経験を楽しんでいました。

「地域伝統行事お助け隊」生熊竜一さん
Q水の中は違う?「気持ちいいですね。この祭りを知らなかったのがもったいないくらい」

「地域伝統行事お助け隊」知足早馬さん
「ここに立たないと見えない景色があるのでめっちゃいい気分です」

小松勝記者「川の中に次々と山笠が入ってきました。会場、大盛り上がりです」

川には神輿に続いて11基の山笠も姿を見せ、豪華絢爛な装飾とともに前後の車輪を浮かせて揺らす「がぶり」を披露しました。

見物客「神輿と山笠は勇壮でいい、400年の歴史があるのでありがたい。田川が盛り上がるのでうれしい」

川を渡りきった男たちが最後の力を振り絞って神輿を風治八幡宮に奉納し、2日間の祭りはフィナーレを迎えました。