
(肝付町移住サポートセンター・仲西康至地域プロジェクトマネージャー)「がんばってはいるが、まだまだ。今後10年の間に空き家数はさらに増えると予想されるので、このペースでは増えていく一方」
歯止めがきかない空き家の増加。背景のひとつが、親から引き継いだ空き家の所有者の多くが、仕事や進学などで地元を離れているという点です。
(肝付町移住サポートセンター・仲西康至地域プロジェクトマネージャー)「遺産相続で受け取った空家。都市圏に出た人は、なかなか危機感を持ってもらえない」
こうした中、国も対策を強化しています。

*改正空き家対策特別措置法
去年12月、倒壊のおそれがある空き家について、手入れを求める自治体の勧告に所有者が従わない場合、固定資産税の優遇が受けられなくなりました。
*不動産登記の義務化
今年4月からは、所有者の分からない空き家を減らすため、不動産の相続登記を義務化しました。
空き家を減らそうと、県やまちづくり団体なども動き出しています。