全国シェア6割の和歌山県も

全国の梅の生産量の6割を占める和歌山県も記録的な不作にみまわれています。

不作の原因は、暖冬と3月にひょうが降り傷がついてしまったこと。JA紀南によると、今年の生産量は平年に比べ、小梅54%、古城49%、南高62%になる見通しです。

価格への影響について、JA紀南の担当者は、「梅は保存がきき、各メーカーで在庫を抱えているため、その量次第。早ければ来年、値上げの可能性もある」と話しています。

この冬は1989年の統計開始以来、平均気温が2番目に高い暖冬でした。

こうした暖冬が今後も続けば作物への影響はさらに広がるかもしれません。