北朝鮮による拉致の可能性が排除できない特定失踪者 大澤孝司さんの兄・昭一さんが林拉致問題担当大臣と面会し、拉致被害者としての認定を求めました。
林芳正拉致問題担当大臣と面会したのは、1974年に佐渡市で行方不明になった大澤孝司さんの兄・昭一さん(88)ら特定失踪者家族会のメンバーです。

孝司さんら特定失踪者は北朝鮮に拉致された可能性が指摘されていますが、政府は拉致被害者として認定していません。昭一さんらは林大臣に対し、孝司さんらを拉致被害者として認定するよう求めました。
林芳正 拉致問題担当大臣
「認定の有無に関わらず、全ての拉致被害者の1日も早い帰国の実現に向けて全力で果断に取り組んでまいります」
大澤昭一さん
「柔軟性のある大臣だと思うので、どこかで1つきっかけを作ってもらって、2人から3人からでもいいですけど、日本人を日本の国のために救っていただければ日本人もみんな喜んでくれると思います」
林大臣は5月28日、北朝鮮に向けたラジオ放送「しおかぜ」で流すためのメッセージを収録するということです。















