最新の加工機械や産業用ロボットなどが展示される日本海側最大級の機械工業見本市「MEX金沢」と、最先端のICT=情報通信技術を紹介する「e-messe kanazawa」が、16日から金沢市の石川県産業展示館で始まりました。

私たちの身の回りの環境も大きく変わろうとしています。

ことしで60回目となるMEX金沢には、2023年より34社多い213の企業や団体が出展、地元企業の高い技術力が注目を集めます。

石橋弘崇キャスター「こちらAIを使ってリチウムイオン電池を検知するという機械になっています。いま緑の光が当たっています。この光が当たっている場所にリチウムイオン電池があるということなんですね。(光が)当たっている場所を見ると…こちら。このWi-Fiルーター、これが中にリチウムイオン電池があるということです」

かほく市のPFUが出展したのは、捨てられたゴミの中からAIでリチウムイオン電池を探し当てる機械です。リチウムイオン電池を原因とする火災が全国で相次いでいて、ゴミ処理にも支障が出ていますが、処理場での対応は手作業で取り除いているのが現状です。


PFU次世代事業開発室・本江雅信さん「これは上流側でX線検査機で画像を取得して、その画像をもとにAIで認識するというシステムになる。廃棄物処理業界に向けたソリューション提案をしていきたいということで手作業を自動化するというところを貢献していきたい」