作業療法士という国家資格を目指し、81歳の新入生となった津田さん。
学校での勉強は3年間、資格取得に向け、今後病院やリハビリ施設で1000時間を超える臨床実習にも臨む予定です。

松江総合医療専門学校 片山優子 副学校長
「どこまで手助けをして、どこから津田さん自身に、しっかり行っていただけるのか、将来作業療法士になるために必要な能力をどのうようにつけていただくのかというのを、日々、カンファレンスをしながら進めています」

津田良和さん
「私が作業療法士に受けた治療で気持ちも心も体も元気になったので、その恩返しの意味もあって、一人でも二人でも喜んでくれる人がいれば、私は本望だと思っています」

自分が受けたサポートへの感謝を次の誰かにつなぎたい。
脳梗塞を患った津田さんにしかなれない作業療法士を目指し、81歳の夢への挑戦は続きます。