
橋詰さんは業態の転換の翌年の2015年から県の支援制度を活用して経営指導を受けています。指導は1回につき2時間程度無料で行われ年度内に複数回の指導を受けることができます。

専門家による指導で橋詰さんが徹底して行ったのが、売れ行きの傾向など経営に関わるあらゆる要素を数値化し、経営状況を数字とデータで正確に把握することでした。
(橋勝商店 橋詰 真司 社長)
「売れて回転はしているんですが、めちゃめちゃ汗かいて一生懸命売ってこれしか儲からないのかという状況はそこである程度は把握できました」

コロナ禍でも経営指導はオンラインで続き、専門家の助言などを基に橋詰さんは、新型コロナの収束も見越して新たな店もオープンさせました。赤字続きだった経営も安定しつつあるといいます。


(橋勝商店 橋詰 真司 社長)
「今本当に苦しい中ずっとやってきている中で、先が見え始めるまで伴走してくれているのでそういう面では感謝ですし、今度は自分たちの力で継続しながら会社を良くしていけるのが一番だと思っている」