高温に伴う農作物等の管理対策(5月14日 新潟県発表 ※一部抜粋)

●水稲
 田植えに際しては、苗の葉の萎凋が生じないよう、水田への搬出後も必要に応じ育苗箱にかん水するなど対策を。また除草剤の散布時期や中干しが遅れないよう注意。

●大麦、小麦
 
高温や土壌の乾燥を受けた後に湿害を受けると成熟期に達する前に枯れる恐れがあるため、排水溝の再点検を行って最適な土壌水分の維持に努めるほか、高温により成熟期及び収穫適期が早まることが予想されるため、適期に収穫・乾燥を。

●園芸全般
 病害虫発生予察情報に留意し、生育ステージに応じた適切な病害虫防除に努めるほか、こまめな換気や遮光により温度管理を徹底するを。

●野菜
・施設野菜は、高温による障害発生回避のため、換気や遮光資材の使用により、ハウス内の温度を下げる。
・露地野菜については高温乾燥により葉焼けや活着遅れが懸念されるため、適切にかん水を。

●果樹
 今後の高温で生育が早まる可能性があるため、生育に合わせた各種管理作業や防除等を適期に行えるよう計画的に。また温度・湿度管理やかん水を。

●畜産
 急な温度上昇に備えて暑熱対策を早めに準備を。

●きのこ
 ハウス内の高温による生育障害を防ぐため、換気による適切な温度管理し適期収穫を。