加工用のミカンは「1キロ20円ほど」 青果用の10分の1程度

訪れたのは、町内に400軒近いみかん農家がある三重県御浜町。町のキャッチコピーは「年中みかんのとれる町』」ですが…

Qいまは、実がついていない?
(御浜柑橘 芝安博社長)
「小さなミカンの赤ちゃんがなっている」

年間を通じて20種類以上のミカンを栽培していますが、5月から6月にかけては生産が落ち着く時期。では、オレンジ不足を国産ミカンでカバーできるものか伺うと…

(御浜柑橘 芝安博社長)
「加工用だと単価が安くなるので、青果用を販売して、生活が成り立ってる。加工用の栽培はしていないので特に影響はない」

加工用は1キロ20円ほどと青果用の10分の1程度。ほとんどの生産者が加工用は栽培していません。

オレンジ不足で加工用の需要が高まっても、ミカン農家にはあまり恩恵はないと言います。それよりも心配事は、国産ミカンも不足する可能性があるといいます。その原因が…