ロシアの軍事侵攻が今も続くウクライナで、住民の支援を続ける日本人男性がいます。ゼレンスキー大統領から表彰を受けたその男性は先日、福島県内を訪れ「子どもたちへの支援を途絶えさせてはならない」と訴えました。

土子文則さん「ハルキウには私一人しかいない。日本人が」

土子文則(つちこ・ふみのり)さん(75)。おととし、土子さんは、ロシアが侵攻を開始した直後のウクライナに入り、住民への支援を続けてきました。

ミサイル攻撃などを受ける中、去年4月には現地に食堂をオープンさせ、毎日、温かい食事を無償で提供しています。

その功績が称えられ、ゼレンスキー大統領から直接表彰を受けるなど、ウクライナで最も有名な日本人とも呼ばれています。