2月、竜夫さんは輪島市に災害関連死で亡くなった人に支給される災害弔慰金を申請しました。しかし、紀子さんの認定に関わる審査会の日程について連絡はないといいます。しかも、現時点で公表されている市や町が判断した災害関連死の人の中に紀子さんが入っているかはわからないということです。

中竜夫さん「はやくしてほしいわけよ、結果を出してほしい。もし(地震が)なかったらあそこに避難しなくてちゃんと家におって正月できたはず。地震のおかげで避難していてああいう病気になった」

2016年4月の熊本地震では、発災から2か月が経たないうちに、熊本市による審査会が開かれていて、能登半島地震では大きな遅れをとっています。

災害関連死に伴う災害弔慰金の申請は、9日時点で輪島市で50人、能登町で16人、七尾市で14人、志賀町で10人、珠洲市と穴水町は非公表としていて、少なくとも90人以上が申請しています。

被害があまりにも大きく市や町などのマンパワー不足がいまだ続く中、災害関連死の集計すらできていない被災地での課題が浮き彫りになっています。