『私が死んだのはお前らのせいだ。でも大好きだったことも嘘じゃない』両親に向けて書いた“遺書”

脱会して6年。新たな家族もでき、信仰を続ける両親らと距離を置けるようにもなりました。ただ一方で、いまでも捨てられないものがあります。
(小川さゆりさん・仮名)
「脱会したあとか、する前くらいのとき、自分は本当に死のうと思っていて、その時に最後に死ぬ前に親に向けて思っていることを書いたんですよね」
19歳の時に書いた“遺書”です。
【遺書の内容】
「お父さんお母さんがしてしまった間違いは、やはり消化しきれない。私が死んだのはお前らのせいだ。でも大好きだったことも嘘じゃない。悔しい。悔しい。悔しい。生きていたかった。愛し愛されたかった」
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(小川さゆりさん・仮名)
「(教会を)抜けてからも5年以上とか経つんですけど、許せなくて。でも、その苦労って、親が旧統一教会にそんなお金をつぎ込んだりとか、そういう変な罪悪感を埋め込まれなければしなくて良かったんじゃないかなって。旧統一教会のせいで自分の人生をめちゃくちゃにされたんじゃないかって」

















