他県に出向き「やろうよ」猛アピール

雲仙市南串山町の巻き網漁業会社「天洋丸」。竹下社長が、全国煮干しサミットの発起人です。

天洋丸 竹下千代太社長:
「同業者が課題を共有して情報を交換したりすれば課題解決にも繋がるし、色んなプラスの情報も入ってくるし。やるなら今しかないなっていうので」

サミット開催の4か月前から、他県に出向き、社長自ら出店を依頼し、開催が実現しました。
竹下社長:
「やろうっていう人もいれば、いやちょっとそこまでは無理、新しいことになかなか踏み切れない。目の前の仕事に追われてしまうんですよね。忙しいからできないって、ついなってしまうんですよね。
地域を盛り上げて観光にも繋げてっやった方が将来ためになるんじゃないかっていうのもあって…で、やろうよと」


竹下さんは、5年前から、漁で使用した網を捨てずに有効活用しようとタワシにリサイクルして販売しています。しけで漁に出られない日などに漁師自らが作業しています。