南真央記者:
「スーパーのジュース売り場に来ています。同じメーカーのオレンジジュースとグレープフルーツジュース。これらはもともと相場が同じくらいということですが、いまは、オレンジジュースの方が100円以上値段が高くなっています」

みやぎ生協では、国内飲料メーカーのオレンジジュースのほか、独自ブランドで開発したブラジル産のオレンジジュースを販売しています。

今のところ欠品は生じていないものの、ブラジル産の不足をふまえ独自ブランドの商品はイスラエル産などとブレンドして販売しています。また、国産の柑橘類を使ったジュースの販売にも力を入れていくことにしています。

日本果汁協会によりますと、ブラジル産の不作で輸入量が大きく減少し国内の在庫も減って、供給不足に陥っているということです。加えて、円安の影響などで日本が他の国に「買い負け」の状況になっているということです。