辻さんの家族もカフェを訪れた

辻さん:
「ホットティーのお客様」
「お待たせしました」

息子に接客されるのはもちろん初めて。父・伴幸さんも吃音の症状があり、人前で話すことの難しさは身をもって経験してきました。だからこそ、今回の息子の行動力を誇らしい気持ちで見守っていました。

父・伴幸さん:
「自分の息子のそういう活動を見ているのがドキドキ。ただ本人も楽しそうにしていたので本当にやってよかったんじゃないかな」

母・明美さん:
「すごく頑張ってるし、前向きだし、すごくいい経験をさせてもらってるなって」

勇夢さん:
「話すとものすごくあっという間だなという風に感じましたね。やっぱりすごく自分が伝えたいことっていうのを発信できた面ではすごく自分にとっても成長できたと思うので、自分で自分をほめるのもなんですけど、よくやったなと思っています」

「注文に時間がかかるカフェ」そこは「たまに時間が止まるカフェ」
けれどそこにはお互いがお互いを理解しようとする優しい時間が流れていました。