10年で2000人増加した「登山部員」

全国高等学校体育連盟によると2023年度、運動部に所属する生徒の数は106万人あまりで、この10年で約14万人減少しました。一方で「登山部」の部員数は9758人から1万1632人と、約2000人増加しています。

修猷館高校・山岳部顧問の楠田和宏教諭は、アウトドアブームで生徒が自然に触れる機会が増えたことも人気の理由だと考えています。

修猷館高校・山岳部 顧問 楠田和宏 教諭「波もありますが、例年10数人が入部します。生徒が山岳部を選ぶ背景として、家族でキャンプを楽しんだり山に行ったりする家庭が増えているような気がします」

重さ10キロ超える荷物を背負って

修猷館高校・山岳部 顧問 楠田和宏 教諭「天気を心配していましたが、今のところ雨も大丈夫だと思う。予定通り宝満山に登って縦走して三郡山に向かいます」

4月末、毎年恒例の新入生歓迎登山を行いました。

1年生と上級生でグループを作り、1泊2日で福岡県太宰府市と筑紫野市にまたがる宝満山などを縦走します。

上級生のザックには飲み物や着替えテントなども入っていて、重さは10キロを超えます。

RKB小松勝記者「きついですね」

RKB坂本祥カメラマン「でもまだ半分も来てないよ?」

RKB小松勝記者「高校生の体力をなめていたかもしれません、頑張ってついて行きたいと思います」