閉鎖の理由は『トイレ破壊行為』 市などが協議するも解決方法見いだせず閉鎖の選択

 京都市の担当者に理由を聞きました。

 (京都市建設局土木管理部南部土木みどり事務所 服部康司所長)「平成22年(2010年)にトイレの破壊行為がちょっと頻発化、激化してきた。照明灯や仕切りの板ですとか、便器が壊されるというようなことがありまして」
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 2010年に小便器やトイレの扉などさまざまな設備が相次いで傷つけられる被害が発生。1か月分の被害だけで70万円以上もの修繕費がかかったといいます。警察に被害届を出してからも被害は相次ぎ、2016年、“普段は閉鎖”とし、公園で地域のイベントなどを行うときだけ開放する形で残すことを決めました。しかし…

 (服部康司所長)「令和4年(2022年)に窓が割られました。(Q閉鎖してからの被害?)2年前なので閉鎖してからですね」
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 閉鎖しても被害は止まりませんでした。その一方で地元からは開放を求める声もあり、市はこれまで夜間の施錠やパトロールなど防犯対策について協議を重ねるも実現には至らず、いまの”閉鎖状態”が続いているといいます。

 (京都市建設局みどり政策推進室公園管理課 齋藤正利課長)「いたずらされますと、当然その修繕に税金を投入せざるを得ない状況ございますし、本当にそういういたずらをされる方になんとかやめていただいてですね、むしろその元気を、例えば公園の維持管理とかね、清掃を含めてご協力いただけるようになるといいなというのは本当に思います」
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 本来、いつでもだれでも使える市民共有の財産であるはずの公衆トイレ。だれもが当たり前に使えるようになる日は来るのでしょうか。