《留学生を受け入れ県内企業へ》宮崎モデルとは

宮崎大学 伊藤健一准教授:
「JICAさんの事業と合わせて我々の方でもやらせていただいた2017年から2020年の間に186名が日本に来られていて、3分の1は宮崎に来てもらっています。また2021年以降につきましても55名が日本に就職して、そのうち22名が宮崎の方に就職してくださっていると」

宮崎モデルとは、バングラデシュで優秀な若手IT人材に日本語などを教育し、その後、宮崎大学が留学生として受け入れ、教育やインターンシップを行い、宮崎をはじめ国内企業に就職するシステムです。今年も宮崎大学に留学するIT技術者たちが宮崎市役所を訪ねました。

今年、宮崎に来たバングラデシュIT技術者:
「日本で技術を学んでいいソフトウェアエンジニアになるよう頑張りたい」

「私たちは日本のシステムや人々、場所はとても好き」

既に受け入れを行っている宮崎の企業「スカイコムR&Dセンター宮崎」の柴田信彦センター長は──

Q.バングラデシュから人材を採用して手応えは?
「かなり満足というか、期待以上に成果を出してくれています。個人個人も向上心が高いんですね。積極的に学んで我々にとって必要な知識をすぐ身に付けてくれて成果を出してくれていると」

【住】宮崎では7年前から取り組んでいるということなんですね。既に、人材不足を救っているということが分かりました。