紫外線対策をしっかりと
地上に降り注ぐ紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があり、このうち主に日焼けをもたらすUV-Bは、8月が一年で最も強いものの5月もあまり変わらない強さとなります。そして、UV-AはUV-Bよりも波長が長いため皮膚の奥深くまで届き、シワやたるみの原因になるとされています。このUV-Aは5月が一年で最も強く、窓ガラスも透過しやすいという特徴があります。アウトドアのお出かけだけでなく長距離ドライブなどの際にも紫外線対策が必要です。

そして紫外線は太陽の高度が高くなるほど強くなるため、緯度の低い南の方ほど強くなります。紫外線の強さを示すUVインデックスという指標は、5月の正午(月間最大値の平年値)では北海道の札幌が6.6なのに対し、沖縄の那覇は11.2となります。

ゴールデンウイーク後半の南西諸島は、前線の影響で他の地域に比べると雲が広がりやすい予報ですが、日差しの出方によってはきわめて強い紫外線が降り注ぐことも考えられるため、対策をより万全にしてください。