田植えが本格化するのを前に、盛岡・紫波・矢巾の3つの市と町の田んぼに水を供給する「鹿妻穴堰(かづまあなぜき)」で1日、今シーズンの農作業の安全と豊作を祈願する神事が行われました。
鹿妻穴堰は、今から420年以上前に整備された農業用水路です。現在も雫石川の水を取り込み盛岡、紫波、矢巾の合わせて4500ヘクタールの農地を潤しています。1日は関係者が集まって神事が行われ、今シーズンの農作業の安全と豊作を祈願しました。鹿妻穴堰は、田植えが本格化するのを前に1日から取水量を増やしていて、5月15日までは最大で毎秒15トンもの水を取りこみます。水が送られる3つの市と町の田植えは5月中旬に最盛期となる見込みです。
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