学習塾などを経営する河合塾グループが、2027年、岩手県一関市に新たな通信制高校を開校することになり、9日記者発表が行われました。

盛岡市内で行われた記者発表には、グループの学校法人、河合塾学園の河合英樹理事長や、一関市の佐藤善仁市長ら関係者が集まりました。

新たな通信制高校「ドルトンX学園高等学校」は、2023年に閉校した一関市の旧油島小学校の校舎を活用し設置されます。
生徒たちは市内の寮から通学するほか、時には東京や海外など各地に設置された拠点にも滞在しながらオンライン授業や、フィールドワークで学びを深めます。

また連携協定を結んでいる通信大手のNTT東日本が、デジタル教育などの分野でサポートする予定です。

(河合塾学園 河合英樹理事長)
「(岩手は)さまざまな社会課題にすでに取り組まれている地域、一緒に解決していく場所として非常に魅力的な場所だと感じている。世界全体を変えていける、そういった信念を持ったリーダーに育って欲しい」
河合塾学園は今後、学校説明会などを開催し、2027年4月の開校を目指します。














