そして4月1日から始めた、フェロモンでカメムシをおびき寄せるトラップ調査では、4月16日時点で、平年の0.2匹を大きく上回る3匹のチャバネアオカメムシが捕獲されました。

これらの結果を受け、県では4月17日、病害虫発生予察注意報を発令。今の時期は特にナシ農家へ注意を呼び掛けています。

鳥取県園芸試験場 戸板重則 主任研究員
「追加防除という形で特別に防除を行っていただくということで、防いでいただくようにお願いしていますことと、摘果はなるべく早くやっていただいて、なるべく早く小袋かけをしていただくように、手早く作業していただくということが対策になると思います」

大量の"アイツ"に悩まされる日々が再びやって来る…。
県では、暖冬が続く限りカメムシの増加傾向は今後も止まらないとみています。