そしてこちらは、窓にびっしり。その数50匹以上です。

「おるおる、気持ちわる」

悪臭を放つこともあり厄介者として扱われるカメムシ。去年はなぜ大量発生したのでしょうか?

鳥取県園芸試験場 戸板重則 主任研究員
「近年、暖冬や地球の温暖化が言われておりますが、カメムシが越冬する際に、冬の気温があまり低くないために、冬の間に凍死しないということがあり、春まで生き残ってしまうということが続いていると思います。これがだんだんと増えてきている原因だと思います」

暖冬の影響。
通常カメムシは、冬の寒さで死んでしまうのですが、暖冬傾向のため冬を越す個体が多くなっていると言います。