参加者はふんどしに着替え いよいよ「鮒取り神事」本番!
そして迎えたきょう(4月29日)・・・あいにくの雨です。
鮒取り神事が行われる池では水を抜く作業が進められていました。
坂本敬行さん「水が多いとフナが、なかなかとれないので、最後の仕上げで水を抜いている。あいにくの天気で抜いても抜いても水かさが戻ってくる」

参加者はふんどしに着替え気持ちを高めます。
参加者「今から盛り上がるところ。気合いは入っています。一応鍛えてきたので、この日のために」

その頃、神社では、神輿の前で舞いが奉納され神幸行列が出発しました。
池の中に入る男たちは、身体を清めるため酒を口にします。
そして雨があがり鮒取り神事が始まりました。

池に飛び込んだ男たちは、中から泥水を飛ばします。この泥やフナに触るとその年は無病息災で過ごせると言われています。泥だらけの男たちが見物する人を追いかけます。

池のフナを渡された男の子は・・・
男の子「うれしいです」

女の子は・・・泥をつけられ泣き顔です。嫌だったようです。

男たちが池に飛び込んで約30分で鮒取り神事のハイライトは終了しました。
地元の人「良かったです。良かった本当に」
地元の人「楽しいです。嬉しいです5年ぶりにあって」
地元の人「濡れてもいい、泥がついてもいい服を着たら絶対楽しいと思う」

八代市鏡町の「鮒取り神事」は今年もその伝統をつなぎました。