TBSラジオで長年親しまれた名物企画「全国こども電話相談室」(1964年~2008年)のコンセプトを受け継ぎ、パンサーの向井慧が「電話のおにいさん」となって、毎回、様々な質問に合わせた頼もしい先生をお呼びしています。
GW中は寒暖差が大きい日もあるようですが、今回はそんな天気に関する質問に気象予報士の長谷部愛さんが回答します。
天気予報の予想最高気温と予想最低気温はどうやってわかるの?(福岡県 ゆきちゃん 6歳 小学1年生)
向井おにいさん:ゆきちゃんは福岡県から電話してくれてるんだよね。
―はい。
向井おにいさん:福岡県の今日の天気はどうですか?
―うーん、涼しいです。
向井おにいさん:今日はどういうお洋服で外に出ました?
―えーと、ワンピースで。
向井おにいさん:あらぁ、いいですねえ。予想最高気温とか予想最低気温って、確かに天気予報でよく聞く言葉ですけど、ゆきちゃんはなんでこれが気になったの?
―いつも新聞見てるときに明日の天気予報も書いてあるから不思議だなと思いました。
向井おにいさん:えっ、ゆきちゃん、新聞をちゃんと見てるの?
―うん。
向井おにいさん:すごいね。明日は何度なのかなって毎日チェックしてるの?
―はい。
長谷部先生:ゆきちゃん、こんにちは。今日の予想最高気温とか予想最低気温は見たの?
―はい。
長谷部先生:おおー。何度って書いてありましたか?
―21度と10度。
長谷部先生:わあ! うんうん。
向井おにいさん:予想最高気温が21度、予想最低気温が10度っていうことですかね。
―はい。
長谷部先生:そっかそっか。これがどうやってるのかが不思議ってことなのかな。
―はい。
長谷部先生:うん、そっか。それはね、例えば今ゆきちゃんがいるところは涼しいんだけど、隣にすごく暖かい空気があるとします。そして、明日にはそれがやってくる。・・・っていうふうになると、ゆきちゃんのいる涼しい空気と隣にある暖かい空気が混ざったら何度になるかなとかいう計算をしてるんです。
―へえー。