■大量の激安肉を豪快にカゴへ…どう使う?
さらに“肉のまとめ買いの猛者”が集まるというお店が、肉にこだわった激安スーパー「ジャパンミート生鮮館瑞穂店」。
国産豚の小間肉は100グラム86円!国産若鶏の冷凍胸肉は100グラム49.95円の超激安価格!珍しい生ウインナーなど常時450種類のお肉が大容量のサイズで超激安ということで、“肉のまとめ買いの猛者”が集結しているんです。みなさんいったい何キロのお肉をまとめ買いし、どう使うのでしょうか?
次々とお肉をかごに入れるのは、5人家族のご夫婦。
お客さん
「大きさによってグラムいくらかが違うから」

例えば外国産の豚のひき肉は100グラムあたり、LLサイズ86円の方がMサイズ107円より21円もお得なんです。いったい何キロのお肉を買ったのかというと…1キロ超えの味付き豚肉や、同じく1キロ越えの鶏もも肉など、約4.5キロを購入。
■お肉だけで10キロ超!郷土料理のために…
続いては、何やら携帯を片手に悩む女性が。
お客さん
「1週間の献立を考えながら買っています。メニューとか考えたものを旦那に送り付けて」
“まとめ買い節約の天敵”は安いから…とつい余計なものを買ってしまうこと。安く買っても、使い切れなかったら単なる無駄遣い。

こちらは何やら大きな肉を探している女性。どれだけ買ったのか見せてもらうと…かごから出るわ出るわ肉の山!総重量は11キロと、まさかの10キロ超え!牛・豚・鳥肉で約2万円のお買い上げです。
お客さん
「4人家族です。あと大型犬2匹。それが一番だから」
そして取材班が見たこの日、最重量の“肉のまとめ買い”は、子供の顔より大きな豚肉を抱えるのはフィリピン人のロブレスさん一家。まとめ買いしたのは豚肉約4.5キロに、ジャンボ手羽元3パックなど、その重量は合わせて驚異の12キロ!バッグの中はすべて肉なんです。
ロブレスさん
「フィリピン料理なんですけど、アドボっていうやつ作ります」

アドボとは様々な肉をニンニクや酢、醤油などじっくり煮込んだ甘酸っぱいフィリピンの国民食。12キロのお肉を存分に楽しんだそうです。
値上げの夏を乗り切るまとめ買い。そこには少しでも節約しようとする、それぞれの家庭の工夫がありました。