“もしトラ”備えの一方、配慮も…

ニューヨークで実現した、自民党の麻生副総裁とアメリカのトランプ前大統領の面会。

林芳正 官房長官
「政府として関与していない一議員の立場についての活動について、コメントすることは差し控えたいと思います」

今回の面会について自民党幹部は、「トランプ氏が大統領選に勝った場合に備えて、誰かがパイプ役になっておいた方が良い」と話していますが…

立憲民主党 小熊慎司 衆院議員
「バイデン政権関係者が『まったく下品で全然ダメだ』と、そう言いたい気持ちもわかりますよ。この間、岸田さんが(米国に)行ったばかりでこれですもの。どう思いますか、どう見解を持ちますかということです」

上川陽子 外務大臣
「今のようなことについてもどなたが言ったかよく分かりませんけれども、あったかもしれません。その反応がどうか、また受け止めはどうかということについて、私自身が外務大臣としてお答えをすることについては立場にないということを申し上げたいと思います」

バイデン政権への配慮から、官邸幹部は口々に「岸田総理から頼んだわけではない」「総理から何かを託したということはない」などと話し、政府の動きとは関係ないということを強調しています。