高校スポーツで、早くも「夏の全国大会」出場が決まりました。7人制ラグビーの鹿児島県大会決勝が21日に行われ、鹿児島実業と鹿児島工業が対戦しました。

合同チームを含め15校・11チームが出場した県予選。決勝は、4連覇を狙う鹿児島実業と、15人制の新人大会を制した鹿児島工業が対戦しました。

試合は前半、鹿実が攻め込みます。スクラムから出たボールを受けると、ディフェンスを振り切り、鹿実・林がトライ。その後もトライを重ねた鹿実は、前半が終わって31対0と、大きくリードを奪います。

追いかける工業は後半、3つのトライを奪うなど意地を見せましたが、鹿児島実業が振り切り、38対15で勝利。4年連続8回目の優勝を果たしました。

(鹿実3年・小嶋悠照主将)「鹿実ラグビーを全国に見せて、上のレベルに上がっていけるように頑張りたい」

優勝した鹿児島実業は、7月に長野県で開かれる全国大会に出場します。