柔軟剤、多く入れすぎると…?

──「いい香りをつけたい」という理由で柔軟剤を多く入れてしまうのですが、これってやっぱり、おすすめできないんですか?

香りが強くなりすぎる可能性がありますし、香りの強さの感じ方は、おひとりおひとり好みによって異なるので、周囲の方にもご配慮いただきながらお使いください。

──気付かぬうちに、人に迷惑をかけているかもしれないということですね。無闇に量を増やすのはやめようと思います

それに、柔軟剤を2倍いれたところで、2倍柔らかくなるわけでもないんです。

──柔らかさが増してるような気がしていました

そんなことはないんですよ。
無駄に消費してしまうことになるので、適量を守って使うようにしてください。

柔軟剤の使用量は洗濯物の重さ、水量によって変化するので、柔軟剤を投入する際は容器やラベルに表示してある「使用量」を参考にして、柔軟剤投入口にいれてください。

 洗濯機で使う場合は「柔軟剤自動投入口」へ 画像:ライオン株式会社

「柔軟剤で他人に不快な思いをさせないため」には「適量を守る」ことが鉄則のようです。そうすることによって、柔軟剤の効果を十分に発揮させることにも繋がってきます。

今後、ニオイが気になる人と遭遇したら、使用量を聞き出し「はかった方が効果的にも、経済的に良いみたいですよ」とさりげなく言ってみようと思います。

※1 「洗濯実態調査2020」日本石鹸洗剤工業会