正しく「柔軟剤」を使えていますか? 4人に1人が、柔軟剤の使い方を間違えている

大手生活用品メーカー・ライオンの調査によると、実は「4人に1人が柔軟剤の使い方を間違えている」といいます。

ライオン・広報担当
「洗剤と柔軟剤をどのように入れるか?」という調査では「柔軟剤を直接洗濯物にかけている」「洗剤自動投入口に洗剤と柔軟剤を一緒に入れる」と答えた人が4人に1人いました。これは間違っていて、必ず柔軟剤は投入口に入れないとダメなんです。

n=577、20〜30代男女、2015年6月

──恥ずかしながら、私も数年前まで柔軟剤投入口があることを知らず、洗濯槽に柔軟剤を直接いれていました。投入口が汚れるので出来れば使いたくないな、と今でも思っているのですが...

洗濯機には「洗剤」と「柔軟剤」が出るタイミングがそれぞれあります。洗剤が出てくるのは最初の「洗い」の時。柔軟剤が出てくるのは「最後のすすぎ」の時です。そもそも「柔軟剤」は、洗濯物を柔らかく仕上げたり、いい匂いに仕上げるほか…

・体臭やタバコ、食べ物の嫌なニオイを消臭・防臭する
・部屋干しなどで起こる菌の増殖を抑える
・静電気を防止する
・洗濯時の絡みを軽減する
・洗濯じわを軽減する
・衣類を早く乾かす
・衣類の着心地をよくする

などの役割があります。

これらの効果がある柔軟剤と洗剤を同じタイミングで入れてしまうと両者が混ざり合い、お互いの効果を打ち消してしまうんです。

なので、柔軟剤は必ず「投入口」に入れてください。投入口がない場合は、最後のすすぎの際に柔軟剤をいれるようにしてください

画像:ライオン株式会社