優勝したら…パレードの最終ゴールが「中日ビル」だった!

1982年、1999年の映像は、すごい人ですね。ひょっとしたら2024年も名古屋栄の様子がこんな感じになるかもしれないということで、新ためて大石さん、この中日ビルというのが栄のランドマーク、また人の流れも変えそうな予感がありますよね。

(大石邦彦アンカーマン)
名古屋観光の人の流れを変えるポテンシャルが、あるんじゃないかと思います。エリア別、年齢別の人の流れを表したグラフで、コロナ禍の影響を受けていない2018年のデータです。

大須は10代20代中心で、高齢者の街というイメージもあるんですけど、実は若者の街なんです。栄は若者がいなくてシニアになってくると増えてくる。その理由はやはり中日ビルの文化センターだったり、劇場があったから。そして百貨店も立ち並んでるので、新しいビルができたら、こういった高齢者の方にも来てもらいつつ名古屋初登場の店などで、若者も呼び込めたら、名古屋観光も変わってくるのではないかと。

(若狭キャスター)
老若男女が集まるきっかけになりそうですよね。

(大石アンカーマン)
このあたりどうなのかということで、地域作りに詳しい岐阜大学の加藤義人客員教授に聞きました。加藤さんは「今の賑わいの中心は名駅」なんだと。「しかし中日ビルが栄復活の芽生えになるのではないか」とも考えているんですね。

栄が元気になっていけば、名古屋の街全体が元気になっていきますから、「中日ビル」のグランドオープンは大きな出来事だと思います。