“勘違い”から増える放置自転車も? 問題は根深く…

駐輪場を増やさなければならない理由…それが深刻化する“放置自転車”です。

松山市の調査によると、松山市駅周辺には平日で約450台、休日で約600台が駐輪場以外の場所に止められているとみられるそうです。

(松山市交通拠点整備課・村井望 主幹)
「周りの景観や歩行者の通行を阻害すると考えるので、広場整備と一体となった駐輪対策が必要と考えている」

市内でも、特に放置自転車問題が深刻なのが…松山市の花園町通りから市駅に向かって左側にあるこちらのスペース。実は主に自動車が通る「副道」で駐輪場ではないんです。

しかし、それを知らずに停めてしまう人はかなり多いようです。

―――ここが駐輪場ではないと知っていた?
(男性)「そうなんですか?知らなかった」
(女性)「(地面に)線も引いてあるし駐輪場だと思った。別のところに停めます」

このスペースは、広場整備に伴いタクシーの待機場所になる計画で、5月上旬に工事が始まる予定です。