歩道橋が設置された理由は

では、そもそもこの歩道橋はどのような経緯で設置されたのでしょうか。

この宮中前歩道橋を管理する仙台河川国道事務所によりますと、設置が50年以上前ということもあり、当時の詳細な記録は残っていないものの、交通量の多い道路で通学する中高生も多いことから、設置を求める地域の要望に応えたのではないかということです。国道45号線を横断する中高生や地域住民を交通事故から守るという地域のニーズが、設置のきっかけになったとみられます。

宮城県内の国道にかかる歩道橋の設置数の推移を表したグラフです。

1960年代後半から設置が進んでいることが分かります。なぜこの時期に歩道橋が増えたのでしょうか。