街中を歩いていると渡っても大丈夫なのかな、と躊躇してしまう「老朽化した歩道橋」を見かけることがあります。老朽化した歩道橋の安全性は保たれているのか、そして、なぜ本格的な補修などが行われないのでしょうか。
劣化が気になる歩道橋が…
仙台市宮城野区原町1丁目にある「宮中前歩道橋」。この歩道橋は1967年、国道45号線上に設置されました。

近くには、中学校や高校などもあります。また、交通量も多く、仙台市中心部に向かう車など日中は多くの車が行き交う歩道橋ですが…。
千葉陽太記者:
「建設から50年が経過したというこちらの歩道橋、老朽化が非常に進んでいます。階段の一部が崩れているところもあり、歩きづらい状態です」

設置から57年が経った歩道橋では、アスファルトの舗装がはがれて、金具が露出している箇所もあります。

また、階段や通路の下にははがれた塗料の落下防止のため、ネットで覆う応急処置が施されているなど、あちこちで劣化が目立つ格好です。