新年度に入り、自転車を利用する人が増える中、警察などが盗難被害の防止を呼びかけました。

16日朝、新潟駅で通学や通勤の時間帯に合わせて警察や新潟市の職員らおよそ10人が、自転車を利用する人に反射材やワイヤー錠を配り、盗難被害の防止を呼び掛けました。

警察によりますと、新潟駅の駐輪場をはじめ新潟署管内では、去年自転車が盗まれる被害が407件確認されていますが、このうち7割近くが鍵がかかっていなかったということです。

新潟警察署 生活安全課 清野純一課長
「みなさんにできればツーロックをしてもらいたいので、被害者にならないように鍵かけ、特に習慣化してもらいたい」

新潟署管内では2月末までに、すでに17件の盗難被害が発生していて、警察は鍵かけの徹底を呼び掛けています。