任期満了に伴う佐渡市長選挙で無投票で再選した渡辺竜五さんが15日当選証書を受け取りました。

佐渡市役所で当選証書を受け取ったのは無投票で再選した渡辺竜五さんです。市長選が無投票になるのは2004年の佐渡市発足後初めてです。

【再選した渡辺竜五 佐渡市長】
「今はもう本当に当選させていただいた喜びよりも4年間のプレッシャーの方が大きいですね。とにかく佐渡の医療、佐渡の福祉、佐渡の交通、この課題を喫緊で取り組んでいきたいと考えております。」

世界遺産登録を目指す『佐渡島の金山』を巡っては韓国国内で「朝鮮半島出身者の強制労働の場だった」と、登録に反発する声があります。
先日行われた韓国総選挙では日韓関係の改善を進めている尹大統領を支える与党が惨敗。

登録への影響を聞かれると「外国の問題なので特にコメントはない」としつつ次のように述べました。

【渡辺竜五 佐渡市長】
「多くの形でユネスコでしっかりと理解していただける。そういう取り組みを花角知事と一緒に地元の自治体としてあとわずかなので頑張って取り組みたい」

世界遺産の登録は7月にも可否が判断される見通しです。