岩手県内は去年5月の新型コロナ5類移行後初となる、「花見」の季節を迎えました。宿泊施設は“サクラ目当”ての外国人観光客の獲得に力を入れています。

岩手県花巻市の花巻温泉でソメイヨシノの開花が宣言された4月11日。夕方を過ぎるとホテルには多くの観光客を乗せたバスが到着しました。
乗っていたのは台湾や香港からの観光客。いわゆる「インバウンド」です。ほとんどが4泊5日で東北の観光地を巡ります。

(台湾からの観光客)
「(何を楽しみに?)花見です。とってもきれいでした」

この時期の外国人観光客の目当ては「サクラ」。花巻温泉にとっても中華圏の旧正月に当たる春節や秋の紅葉と並ぶ書き入れ時です。