ATRシミュレーター体験(JACフェスティバル)

「操縦して感動しました、将来の夢はパイロットです」

航空機のシミュレーターで操縦体験に参加したのは、パイロットを目指す10歳の男の子。目を輝かせながら話してくれた。

3月、日本エアコミューター(JAC)が開いたイベントでのひとコマだ。

 JACは、鹿児島空港を拠点に11機のターボプロップ機で鹿児島県内の離島や、西日本各地を結んでいる日本航空グループの航空会社。

 就航から40年をむかえ、3月には鹿児島空港で「JACフェスティバル」を開催。航空教室や島唄のライブなどに大勢の航空ファンや家族連れがつめかけた。

キャビンアテンダント模擬体験(JACフェスティバル)

 鹿児島空港に常設されている航空機のモックアップ(実物大模型)で行われたのは「キャビンアテンダント(客室乗務員)体験」

 JACの現役客室乗務員が、機内アナウンスやドリンクサービスなどの業務を子どもたちに教えていく、その模様を見つめるひとりの女性がいた。

日本エアコミューター客室乗務員 村上郁代さん

(日本エアコミューター客室乗務員 村上郁代さん)
「体験の説明役は、昨春入社した客室乗務員のひとりです。この1年で大きく成長しました」

後輩の仕事ぶりに目を細める。